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擬古牛φ ★
2024/04/28(日) 10:08:55.01 ID:???

★福島第一原発事故の後始末から国は手を引いた……国が避難指示の解除を求める理由

4/28(日) 8:06配信

 東日本大震災から13年が経った。事故のあった福島第一原子力発電所は、福島県双葉町と大熊町にまたがっている。
事故の直後に日本各地に避難した町民の多くはまだ帰還できておらず、
双葉町の前町長は、国の対応がおかしいと今も訴え続けている。

 彼は何を目指し、どうして闘い続けるのか。
『双葉町 不屈の将 井戸川克隆 原発から沈黙の民を守る』(平凡社)を上梓した、
原発問題を追い続けるジャーナリスト、日野行介氏に聞いた。(聞き手:長野光、ビデオジャーナリスト)

 ──この本は、2005年12月8日から2013年2月12日まで、福島県双葉町の町長を務めた井戸川克隆氏について書かれています。
井戸川さんとはどのような人物でしょうか? 

 日野行介氏(以下、日野):井戸川さんは双葉町の前町長で、2005年に町長に初当選しています。
井戸川家は双葉町ではかなりの名家で、井戸川さんが持っている土地の地図を見せてもらったことがありますが、
ものすごく広い土地を持っているので驚きました。

 思わず、「お坊ちゃまがそのまま町長になったのかな」と思うところですが、
話を聞いていると、どうやらそうではありません。

 井戸川さんは高校卒業後に東京に出た後、井戸川家を継ぐため双葉町に戻り、水道工事の会社を立ち上げています。
一度、その会社にもお邪魔したことがありますが、かなり大きな会社でした。

 双葉町は福島第一原子力発電所のある町ですが、実は財政的に潤っている町ではありませんでした。
井戸川さんが町長になった動機が、破産しかけていた双葉町を立て直すことだったのです。

 ──原発の町というと、様々な補助金が出て裕福だという印象もありますが……。

 日野:原発立地地域には「電源三法交付金」というものがあります。
これは電気料金から天引きという形で、原発がある自治体に給付金を交付するものです。
電力会社も寄付金を出しています。

 ただ、交付金がもらえるために、体育館、図書館、市民ホールなどを建設して、原発立地地域は箱物行政になりがちです。
このため、一時的には建設業者を中心に潤いますが、造れば造るほど、やがて維持費がかさんでいってしまう。

 市町村の主な原発財源は固定資産税ですが、固定資産税は15年で償却なので、増えていくことはありません。
このままでは財政が持たないから「新たに原発を増設してほしい」と国にお願いする。
井戸川さんが町長になった頃の双葉町はそんな状態でした。

 ──そのような状況の中で、東日本大震災が発生したのですね。

■ 井戸川さんが辞任を求められた背景

 日野:井戸川さんが町長になった5年半後に、福島第一原発事故が発生しました。
双葉町は原発のある町ですから、翌日には住民たちは避難を始めました。
最初、双葉町から50キロほど離れた川俣町まで避難しましたが、そこにも放射能が来て、線量計がふり切れました。

 市町村は、こういう時には国や県の指示通りに行動するのが一般的です。
ところが井戸川さんは、福島県庁に行き、混乱している役所の様子を見て、「これはアテにならない」と判断しました。

 そして、自分で調べ、伝手を辿り、埼玉スーパーアリーナだったら2000人ほど収容できると知り、
町民を引き連れて埼玉に大移動しました。埼玉県知事や埼玉市長なども出迎えて、
この時は英雄として称えられました。

 埼玉県の加須市に旧騎西高校という廃校になった高校の校舎が残っているのですが、
交渉の末に、井戸川さんはそこに避難所と役場を移しました。
そこを一時的な拠点にして、国や県と今後について決めていく予定でした。

 汚染しているので「1年や2年では福島に戻れない」と井戸川さんは考えましたが、
国と県は除染や賠償など形ばかりの復興政策を次々と打ち出して「福島に戻ってください」と井戸川さんに迫っていきました。

 井戸川さんは国の要求を拒否し続けましたが、国策に正面から「NO」と言う人は、
お金や人に関することなどで影響を受けます。真綿で首を締められるように追い詰められ、
井戸川さんは、次第に身動きが取れなくなっていきました。(続く)

JBpress http://news.yahoo.co.jp

続きは>>2-4
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擬古牛φ ★
2024/04/28(日) 10:11:29.10 ID:??? (4/4)
>>3の続き

■ 井戸川氏は何を成し遂げようとしているのか? 

 日野:そうです。デマを言ったつもりがないどころか、井戸川さんの言葉をそのまま引用すると、
「なんで、人の身体のことを見てもいないやつに言われなければならないのだ」ということです。

 ところが、安倍首相(当時)まで「非科学的なことを言わないでください」と、井戸川さんを批判しました。
こうしたことがあり、英雄から一気に咎人扱いになり、井戸川さんはマスメディアに登場しなくなります。
本人が出たくなくなったのではなく、「取扱注意」の人物になり、お声がかからなくなったのです。

 加須に町民を連れて行って英雄扱いされた時も、美味しんぼ騒動の時も、井戸川さんの姿勢や意見は変わっていません。
世間が180°変わっただけで、彼のやっていることは全くブレていません。

 ──井戸川さんは、最終的に何を成し遂げようとしているのでしょうか? 

 日野:自分の正義を貫き通そうとしているのだと思います。
放射能の長い時間軸を考えると、あそこを完全に除染して、町民がみんな戻るということは現実的ではないと思います。
だけど、「俺は戻らないなんて言ってないぞ」というのが井戸川さんの主張です。

 国の帰還政策は名ばかりで、実際には「どこへなりとも行け」という棄民政策です。でも、そうではないだろう。
避難指示を出したのだから「ちゃんと責任を取り、この政策は誤りだったと認めろ」と戦い続けているのです。

 一つ分からないのは、井戸川さんがなぜ、まわりにいる双葉町の人々を見捨てないのかということです。
自分の戦いを完遂することだけを目的にしているのなら、勉強会をする時間は無駄です。
勉強会をしたからといって、町民たちが立ち上がって闘おうとしているかというと、そんなことはありませんから。

 井戸川さんは、双葉町の長(おさ)であることもやめられず、1人の闘士であることもやめられない。
矛盾した2つの存在意義を呑み込んでいる怪物なのだと思います。

 2012年に最初に井戸川さんと知り合ってから、「この人はどう定義したらいいのか分からない」という
感想をずっと抱いてきました。だから、10年間も取材を続けることになったのだと思います。

 長野光(ながの・ひかる)
ビデオジャーナリスト
高校卒業後に渡米、米ラトガーズ大学卒業(専攻は美術)。
芸術家のアシスタント、テレビ番組制作会社、日経BPニューヨーク支局記者、市場調査会社などを経て独立。
JBpressの動画シリーズ「Straight Talk」リポーター。
YouTubeチャンネル「著者が語る」を運営し、本の著者にインタビューしている。

以上
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