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★安倍派座長に辞職要求　最後の派閥総会で所属議員から　塩谷立氏「しかるべき時には判断する」

[2024年2月1日15時45分]

政治資金パーティーをめぐる裏金事件で解散を決めた自民党安倍派（清和政策研究会）が1日、
自民党本部で開いた最後の議員総会の場で、座長を務める塩谷立衆院議員（73）に
責任を取るよう求める声が出たことが、分かった。
議員辞職を含む厳しい判断を求めるものだったという。

総会後に報道陣の取材に応じた塩谷氏も「辞職しろ、というのは別として、
責任は取るべきではないかという意見が出た」と明かした。
「清和研として大きな問題を起こし、大きな問題になった責任を取るべきだと。
法的な責任では起訴はされなかったが、政治的な責任が必要ではないかと」との意見があったことも明かした。

「5人組」など、ほかの安倍派幹部に対しては、「出なかった」という。
「私だけにすべての責任を負わせることは問題ではないか、という意見もあった」とも口にした。

塩谷氏は自身の責任のとり方について「党の方の聞き取り調査も始まっている。
まだまだ、最後まで解散業務などもある。自分としては、その責任をもって
やっていくことがいまは大事」とした上で「（責任要求の声は）重く受け止めて、
しかるべきときには判断する」と訴えた。

今後、派閥は解散手続きに向けて、幹部による常任幹事会を「清算管理委員会」と
形を変えて、新たに設置する考えも明かした。

日刊スポーツ　http://www.nikkansports.com