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EXPO 2025大阪・関西万博の「関西パビリオン京都ゾーン」で開催中のイベント
「産業『イノベーションのDNA』　『独自に発展してきた京都の産業構造の歴史と未来に触れ、伝統と革新の精神を体感』」
の展示コーナーで、立命館大学ゲーム研究センターによる「京都と遊び」
をテーマにした企画展が、本日6月16日（月）から開催されている。

　(関西パビリオン) http://newsatcl-pctr.c.yimg.jp

本展には、京都市内に本社がある任天堂が協力し、同社製の花札と百人一首が誰でも触れる
状態で出展されている。展示コーナーには、1983年に同社が本体を発売したファミリーコンピュータ、
今月5日に発売したばかりの「Nintendo Switch 2」、立命館大学映像学部の学生作品に加え、
今回初めて一般向けに公開された、任天堂の創業当時の主力商品であり、同社の所蔵物で最も古いという
1891年（明治24年）頃の花札、および百人一首の版木と、その摺り見本の貴重な資料も見ることができる。

　(ファミコン本体,｢スーパーマリオブラザーズ｣カセット,攻略本) http://newsatcl-pctr.c.yimg.jp
　(Nintendo Switch 2) http://newsatcl-pctr.c.yimg.jp

本展の企画を担当した、立命館大学映像学部講師の毛利仁美氏によると

　「本展のテーマは『京都と遊び』と、もうひとつは『手』です。
　版木や摺り見本は、まさに職人の手によって作られた技術を示しています。
　遊びの中で人形、画面内のキャラクターを動かす楽しみは、
　後者はコントローラーを介することになった今も変わりません。
　遊びは進化していく一方で、不変の要素、連続性もあることを示しています」

とのこと。

　(源氏物語に登場する｢人形遊び｣) http://newsatcl-pctr.c.yimg.jp

(次へ続く)