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★秋葉原の無差別*傷事件から17年…「*んでいたのは僕だったかも」犠牲者を悼み手を合わせる

[2025年6月8日12時35分]

東京・秋葉原の繁華街で2008年6月、7人が*亡、10人が重軽傷を負った
無差別*傷事件は8日、発生から17年を迎えた。
事件発生日と同じ日曜日となったこの日、現場の交差点には花や飲み物が供えられ、
多くの人が犠牲者を悼んで手を合わせた。

じっと祈りをささげた愛知県豊明市の西村博章さん（40）は発生時、救助に当たった。
被害者の体に触れた感触は今でも鮮明によみがえる。現場に来ることはつらいが
「被害に遭った人が、少しでも平穏でいられますように」と悼んだ。

花を手向けた東京都東村山市の会社員青柳大樹さん（52）は当時、
毎週のように秋葉原の歩行者天国を訪れていたといい「*んでいたのは僕だったかも」と話す。
「いざ事件が起こったらどう行動するか、本気で考える機会になった」と振り返った。

発生1時間前に現場を通っていたという東京都の女性会社員（39）は、初めて現場を訪れて祈りをささげた。
「思い出してしまうので怖くて来られなかった。同様の事件が起きないために社会が考える必要がある。
決して忘れてはいけない」と涙を拭った。

事件は08年6月8日午後0時半ごろ発生。
当時25歳の加藤智大元*刑囚がトラックで歩行者天国に突っ込み、
通行人をはねた後、買い物客らをダガーナイフで襲撃した。

元*刑囚は*人罪などで起訴され、15年に最高裁で刑が確定。
判決は「没頭していたインターネット掲示板で受けた嫌がらせに怒って犯行に及んだ」と動機を認定した。
22年に刑が執行された。（共同）

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