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大阪・関西万博から撤退したイランが使用予定だった施設には、
輪島塗の大型地球儀「夜の地球　Earth at Night」が展示されている。

万博のため石川県輪島漆芸美術館から搬出された。
展示施設の名称も地球儀の名称をそのままつけた。館内の外光が
入らない薄暗い部屋の中央に置かれており、強烈な存在感を放っている。

地球儀は直径1メートルにも及び、周囲の様子をひずみなく
映す光沢のある漆黒の表面と金で描かれた国々の輝きが美しい。
2024年1月の能登半島地震でも無傷だった「復興のシンボル」だ。

周囲には輪島塗で制作された世界の大都市の図が展示
されているほか、日本各地の伝統工芸を紹介する展示もある。


■関連リンク：夜の地球 Earth at Night 館 http://www.expo2025.or.jp

　　【制作動画】 http://www.youtube.com 【約34分】
　・パンフレット http://www.art.city.wajima.ishikawa.jp ［3頁］

　・大型地球儀 http://www.expo2025.or.jp
　・建物外観　　http://www.expo2025.or.jp
　・建物内部　　http://www.expo2025.or.jp
　・会場内位置 http://www.expo2025.or.jp


> 輪島塗大型地球儀「夜の地球　Earth at Night」は、直径１ｍにもおよぶ大迫力の
> 地球儀で、漆黒と金の発色の繊細な美しさが特徴の輪島塗の代表的な作品です。
>
> 2024年1月1日の能登半島地震でも奇跡的に無傷であった「復興シンボルの一つ」であり、
> 「対立や分断を超えて他者に思いを巡らすことの意味を世界に向け伝えていきたい」との願いも
> 込められています。作品名の「夜の地球　Earth at Night」は、展示施設の名称としても使用します。
> 多くの方々が、この地球儀に出逢い、
>
> 　・半年間、世界の国々が集まる万博の意義を様々な感性で感じていただく。
> 　・伝統工芸の美しさ・奥深さが、世界各地へ、そして次世代へと伝わっていく。
> 　・震災・豪雨などの災害や紛争に見舞われている地域の方々を勇気づけ、復興推進の力となっていく。
> 　・未来社会に向け世界がひとつにつながっていく。
>
> など、思いを馳せていただけたらと考えています。

　◆展示内容

　輪島塗大型地球儀「夜の地球　Earth at Night」
　都市パネル（東京・ニューヨーク・北京・ロンドン）
　能登半島地震の復興に向けた様子
　日本の伝統的工芸品 など