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　【左】キナ･ラックス 【中】フランリビングイージーチェアー 【右】トムテスツール
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いよいよ、１２日に開会式を迎える「大阪・関西万博」。
旭川で作られた家具や仮眠ボックスが出展され、注目が集まりそうです。

　(中略)

２０年ぶりに国内で開かれる「大阪・関西万博」。各地から様々な物が集まる中、
道内からは人気の旭川家具が登場します。出展されるのは３種類の椅子。
旭川市近郊の家具会社４１社が加盟する「旭川家具工業協同組合」が、
良質な木材を使った技術と豊富なデザイン性を世界にアピールします。


　カンディハウス　デザイン企画本部　渡辺薫恵さん）
　「こちらはテーブルとしても椅子としても使っていただけるしっかりとした
　作りのものなんですけども、こちらは一つ一つ穴が空いた形をしている」

網目模様が特徴の「キナ・ラックス」。「キナ」はニュージーランドの先住民族の
言葉で「ウニ」を意味し、ウニの殻の形から着想を得たということです。

　永山友菜記者）「ずっしり安定感があって囲まれていて安心感がある」

万博会場では来場者が全ての椅子に座ることができます。

　旭川家具工業協同組合　杉本啓維専務理事）「万博の会場で、世界中から来た
　お客様にですね、旭川家具を堪能いただけるというのが非常に楽しみですね」


こちらは旭川の「広葉樹合板」。立ったまま寝られる
世界初の仮眠ボックス「ジラフナップ」を開発した企業です。

　広葉樹合板　山口裕也代表取締役）「まずこの足裏パッド、膝、それから臀部、アーム、
　この４点で重力を分散することによって、リラックスしたままですね脱力をして、
　仮眠をしていただくことができるというような商品になっております」

腰のシートとアームレストの高さを調整し、どんな体型の人でも
ちょうどいい「立ち寝」の体勢を実現することができます。

　永山友菜記者）「すごい！浮いているみたいです。
　体のどこにも力が入っていなくて。腰がやっぱり伸びますね」

万博にはこの「ジラフナップ」をさらに進化させた「リフレッシュカプセル」を出展。
ＶＲを活用し五感を刺激することで理想の空間を実現するということです。


　広葉樹合板　山口裕也代表取締役）「映像と匂い・香りと、風だとか音を
　体験していただくことによって、自分の行きたいところに瞬時にワープできる
　というような環境になっておりまして、究極のリフレッシュをしていただける」

いよいよ開幕する「大阪・関西万博」。
リフレッシュカプセルは２２日から来月５日まで予約制で体験できます。

(次へ続く)