ずんだもん Lab - ニュース速報α -

http://www.sankei.com

大阪・関西万博の開幕まで1週間余りとなった。しかし直前の今も
「チケットの買い方や、見どころや魅力がわからない」といった声が多い。

そこで国内外16の万博を訪れ、魅力や楽しみ方を知り尽くす愛好家、藤井秀雄さん
（66）＝大阪市＝に注目ポイントを尋ねてみた。新たな視点の数々に期待が高まってきた。

　◆7つの見どころ

　「今回の見どころは大きく7つありますよ」

藤井さんが挙げるのは

　　　?世界最大の木造リング
　　　?8人のプロデューサーによる「シグネチャーパビリオン」
　　　?海外パビリオン
　　　?国内パビリオン

　　　?ナショナルデー
　　　?日替わりイベント
　　　?世界の課題解決に向けた「テーマウィーク」

−だ。リングは会場内で最も高い建造物で「下を歩けば壮大さを
実感でき、のぼれば大阪湾の夕景や会場の夜景が眺められる」。
リングやパビリオンは夜間ライトアップされるといい、がらりと変わる雰囲気も楽しめそうだ。

パビリオンは、メディア向けなどに順次、詳細な展示内容の公開が始まった。
「シグネチャーパビリオンでの石黒浩プロデューサー（ロボット工学者）
の展示は、アンドロイドやロボットが30体ほど出るらしい。
イタリア館はオペラ歌手を何人も呼ぶと聞きます。ドイツ館は難しいテーマ
に挑んでいますが、毎回アイデアに富んだ内容なので非常に楽しみです」

そんな藤井さんが一番期待を寄せるのが「大阪ヘルスケアパビリオン」だ。
「体をスキャンして25年後の自分をアバターで見せてくれる。開幕直後に体の
気になる部分を発見して改善し、閉幕前にどのように変化するのか見てみたい」。
ヘルスケアなどを題材にした400社以上の新技術を週替わりで
紹介するほか、令和版「人間洗濯機」も登場する。

(次へ続く)