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フード＆ライフカンパニーズは3日、大阪・関西万博に出店する「スシロー未来型万博店」
の報道向け内覧会を開いた。水産資源の持続的な調達がコンセプト。

陸上養殖で育てたウニやサバ、ウナギといったすしネタを使い、天然の水産物に依存しないすし店の未来
を具現化した。前回のドバイ万博への出店経験を生かし、海外展開強化に向け知名度向上も図る。

会場中心部の「静けさの森」に位置する店は、木材や緑を基調とした内装で森の中の空間を
表現している。全ての客席に、すしの回転レーンをモニターに表示した「デジロー」を設置した。

デジローでは商品の注文に加え、万博店限定のウニの捕獲ゲームもできる。
水産資源の課題や持続可能な取り組みを紹介する映像とともに、楽しみながら学んでもらう。

すしネタの中でも先端技術による陸上養殖や完全養殖で育てた
9種類を「あしたのサカナ」シリーズとして提供する。小河博嗣専務は
「未来でもおいしいおすしを食べ続けられる食文化を世界中に広げたい」と話した。


■関連リンク：スシロー未来型万博店 http://www.akindo-sushiro.co.jp

・店舗外観 http://www.akindo-sushiro.co.jp
・店舗内部 http://www.akindo-sushiro.co.jp

　◆まわるすしは、 つづくすしへ。

> おいしいおすしを、この先もずっと食べていたい。
> しかし、気候変動がもたらす海水の水温上昇、プラスチックごみによる海洋環境への影響、漁業の担い手
> の高齢化などたくさんの問題により、水産資源の安定した確保が年を追うごとに難しくなっています。
> だからスシローは、すしのおいしさと、安全・安心へのこだわりはそのままに、
> 生産者の皆様と共に、すしの未来を切り拓いていこうとしています。
>
> 天候などに左右されない陸上の生簀で安定した養殖を。
> 天然資源に依存しない人工種苗から育てた完全養殖の品種を。
> そして、豊かな海の生態系を守るための取組みを。
> みんなの知恵と技術を集めて、漁業の未来をもっと元気にしたい。
>
> 時代は変わっても、日本、そして世界中のお客様に「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」
> という想いをお届けし、日本の誇る素晴らしい食文化を未来に受け継いでいくこと。
> それがスシローの使命です。あしたのサカナ、仕入れました。

(次へ続く)