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　【2005年3月25日】愛知万博:開幕待つ人達　　 http://www.yomiuri.co.jp
　・当時,弁当持ち込み禁止を批判するイラストも http://image.blog.livedoor.jp

大阪・関西万博の前売り券が売れていないことが話題となっています。２００５年の
愛・地球博（愛知万博）は、開幕の半年前には目標の８００万枚をほぼ達成しました。

読売新聞朝刊の投書欄「気流」には、愛知万博に関する投書がこれまで寄せられてきました。
記者の心に刺さった投書を紹介する「ササる投書」、今回のテーマは「愛知万博」です。
（※投稿者の年齢や職業などは掲載当時。紙面では実名で掲載）

　◆「弁当持ち込み禁止」に思う

小泉首相が、愛・地球博（愛知万博）での「弁当持ち込み禁止」を見直すよう指示
するまで、原則、会場内への弁当の持ち込みが禁止され、入場口で大量の弁当が没収、
廃棄されていたという。私は、こうした無駄が繰り返されていたことを大変残念に思う。

万博は、１８５１年にイギリスで初めて開催されて以来、人類が築き上げてきた技術や芸術
の頂点といえる成果を世界に発信してきた。今回の愛知万博は、「自然の 叡智えいち 」を
テーマに、自然に学び、持続可能な地球社会の未来を提示しようというのが理念のはずだ。

そうであれば、会場内でどんなに素晴らしい技術を披露したとしても、人類の生存の
根幹を成す「食」を入場口で無駄にしていては、「叡智」が聞いてあきれる。
食中毒の心配があるというのなら、理路整然と理由を説明すべきであった。

主催者側は何を考えていたのだろうか。入場者がせっかく用意した
弁当が無残にもごみの山になっていく光景を想像しなかったのだろうか。
残り５か月余り、テーマを絵空事に終わらせないよう、まさに「叡智」を結集
して運営にあたってもらいたい。（５５歳・農業＝埼玉県、２００５年４月８日掲載）

　(中略)

　◆ボランティアで参加、貴重な経験

今年１年を振り返って真っ先に頭に浮かぶのは、「愛・地球博（愛知万博）」である。
私たち夫婦は大阪万博が開かれた１９７０年に結婚。今回、結婚３５周年を
記念して万博のボランティア活動に妻と参加した。

　(中略)

パビリオンの公式スタンプも全部集め、パンフレットとともにファイルにとじてある。

　(中略)

私の人生にとって、楽しい思い出の１ページとなった。
（６６歳・無職＝愛知県、２００５年１２月２９日掲載）

　◆担当記者から

愛知万博の目玉の一つ、冷凍マンモスには興味津々でした。
今のところ、今回の万博への興味はガンダムくらいです。

　(以下略)

(次へ続く)