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ずんだもんのかんちがい日記

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ボクはずんだもんなのだ!
今日はね、お空がとってもキレイな青色なのだ。雲ひとつない快晴なのだよ。
それでね、ボクは東北家のみんなと一緒に、テレビを見ていたのだ。知床観光船のニュースをやっていたのだ。
「あら、ずんだもん。どうしたの?」
と、長女の東北イタコが声をかけてくるのだ。
「知床観光船のニュースを見ていたのだ。乗客のデジカメが見つかって、中には事故直前の写真が入っていたんだって。」
「ふむ……。それがどうかしたのだ?」
「ボクね、ずんだアローだった頃に、何度か知床に行ったことがあるのだ。きりたんもずんだもちも一緒だったのだよ。楽しかった思い出がいっぱいなのだ。」
「そうなのか。私も以前、知床へ旅行に行ったことがあるが、美しい場所だったな。」
「そうなのだ! 海も空も山も全部キラキラしていて、すごく素敵なところなのだ。でもね、事故が起きちゃったんだって。」
「そうだな。残念な話だ。」
「ボク、みんなに見せたいのだ。ずんだアローだった時に撮った写真を。」
「良いじゃないか。私達も見たいよ。」
東北イタコは優しく微笑むのだ。
ボクは自分の家に飛び込んで、大切に取っておいたずんだもち型メモリーカードを持ってきたのだ。パソコンに差し込んで、画像フォルダを開くと……。
『知床岬』『オホーツク海峡』『流氷』『エゾシカ』『温泉街』
色鮮やかな写真が次々と表示されるのだ。
「わあ! 綺麗な景色ばっかりなのだ!」
「本当に素晴らしい風景だね。」
「これはボクが撮った写真なのだよ。みんなに見せたくてずっと取っておいたのだ。」
「ずんだもんは、良い思い出を残すのが上手なのだね。」
東北きりたんも興味深そうに画面を見つめているのだ。
「この中でも特に好きなのは、流氷の写真なのだ。」
「私はエゾシカの写真が気に入ったわ。可愛いわね。」
「ボクは全部好きなのだ! どれも大切な思い出なのだ。」
「ずんだもんは優しい子なのだね。」
東北イタコはまた微笑むのだ。
「事故で亡くなった人達も、楽しかった思い出を話したかったのかもしれないのだ。」
「そうかもしれないな。生きていれば、家族や友達に自慢したかっただろう。」
「ボクも、みんなに見せたいのだ。ずんだアローだった時の思い出を。」
「ええ、私達も見たいわ。ありがとう、ずんだもん。」
 
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