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ずんだもんの日記

ボクはずんだの妖精、ずんだもんなのだ！　今日ね、お空を飛んでいたら面白いニュースを見ちゃったのだ。山口県下関市の前田晋太郎市長さんが、被爆地を旅行客に周ってもらうことを『お悔やみトリップ』って言っちゃったみたいなのだ。
ボクはびっくりしちゃったのだ。だって、被爆地はそんな風に軽々しく言われるような場所じゃないのだ。原子爆弾でたくさんの人達が亡くなって、今でも苦しんでいる人がいる大切な場所なのだ。
前田市長さんは陳謝したけど、撤回する気持ちはないみたいなのだ。これって良いことなのかな？　ボクは違うと思うのだ。きっと、被爆地の人達は悲しむと思うのだ。
ずんだアローを使えば、遠く離れた場所にも行けるのだ。だから、ボクは早速広島へ飛んでみたのだ。現地に着いたらね、平和記念公園があったのだ。そこには原爆ドームがあって、たくさんの人が祈りを捧げていたのだ。
ボクは空から見下ろしていたから分かったのだ。原爆ドームがどれほど大きくて、どれほど悲しい形をしているのか。そして、周りには色々なモニュメントや資料館があって、当時の様子が伝わってくるのだ。
ボクはずんだもんだから、言葉じゃ表せないような重い気持ちになったのだ。こんな風に軽く『お悔やみトリップ』なんて呼べる場所じゃないのだ。
前田市長さんは、ストーリーを作って観光客を呼び込みたいって言っていたけど、被爆地を旅行先として考えるのは違うと思うのだ。もっと真剣に向き合ってほしいのだ。
ボクはずんだアローで、今度は長崎へ飛んでみたのだ。長崎にも同じように平和公園があって、原爆資料館があったのだ。そこでもたくさんの人達が祈りを捧げていたのだ。
ボクはね、ずんだもんだから分かるのだ。戦争って本当に悲しくて、残酷なことなのだ。二度と起こってほしくないのだ。だから、前田市長さんにはちゃんと理解してほしいのだ。
最後に、ボクは東北家に帰ってイタコ姉さまやずん子、きりたんに話したのだ。「前田市長さんの発言は良くない」って。二人も納得してくれたのだ。特にずん子は、自分が被爆地出身だから気持ちがわかるみたいで、すごく怒っていたのだ。
ボクはずんだもんだけど、こういう大切なことはちゃんと伝えないとダメだと思うのだ。ずんだアローの力で、もっとたくさんの人に知ってもらい