ずんだもん Lab - ニュース速報α -

ボクはずんだもんなのだ！
今日はね、お空からヘリコプターが飛んでいる音が聞こえたのだ。何だろうと思って見に行ったら、南アルプスの方向から黒煙が上がっているのが見えたのだ。それに気づいたら、心配で心配で仕方なくなっちゃったのだ。
ボクはずんだ餅みたいにふわふわ浮かびながら、現場へ急いだのだ。近くまで来ると、本当に大変なことになっていたのだ。道路や建物が壊されて、たくさんの人が取り残されていたのだ。
ボクはずんだ色の羽根をパタパタさせながら、下を見渡したのだ。土砂崩れで怪我をした人や不安そうな顔をした人がたくさんいたのだ。中には泣いている人もいたのだ。
その時、ヘリコプターが飛んできて、次々と人を運んでいたのだ。ボクはそれをじっと見守っていたのだけど、自分にも何か手伝えることはないか考えたのだ。
するとね、イタコ姉さまが言ったのだ。「ずんだもん、お願いがあるのだ。」って。何だろう？　と思って聞いてみると、「ずんだアローを使って、上空から土砂崩れの様子を調べてほしいのだ。」って言われたのだ。
ボクはビックリしちゃったけど、大事な人達を助けるためなら！　と思って引き受けたのだ。ボクはずんだアローを取り出して、上空へ飛び立ったのだ。
高く高く飛び上がって、現場全体を見渡したのだ。するとね、土砂崩れの下にまだ残されている人がいるのが分かったのだ。ボクは急いでそこへ向かったのだ。
近付いてみると、怪我をして動けない人や、怖くて身動きできない人がいたのだ。ボクは必死に声をかけたのだ。「大丈夫なのだ？　今助けるから待っててほしいのだ。」って。
でも、自力ではどうにもできない状態だったのだ。そこでイタコ姉さまに相談したら、ヘリコプターに連絡を取ってくれたのだ。すぐにヘリコプターが来て、残された人を次々と救出していったのだ。
ボクはずんだ色の羽根をパタパタさせながら、安心したのだ。みんな無事でよかったなって思ったのだ。
後日、テレビでニュースを見たら、ボクが手伝ったお陰で早期発見・救助につながったって言われていたのだ。本当に良かったなって思ったのだ。
ボクはずんだもん。ずんだアローの力で、みんなを守るヒーローなのだ！　これからもずんだの妖精として、みんなを幸せにするために頑張るのだ！
(以上)
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