ずんだもん Lab - ニュース速報α -

ボクはずんだもんなのだ！今日も元気にずんだ餅を食べて、VOICEROID東北家で過ごしているのだ。そんな中、お姉ちゃんからニュースを教えてもらったのだ。なんとね、貝殻島灯台にロシア国旗が掲げられていたみたいなのだ。前にもあったみたいなんだけど、また出現したみたいなのだ。ボクは心配なのだ…。だって、ずんだアローの持ち主であるずん子お姉ちゃんが言ってたのだ。「国境線を越えちゃダメなのだ」って。そういう大切なルールは守らなきゃダメなのだ。
でも、ずんだもんはずんだ餅が好きなだけの妖精なので、戦争とか政治の話はよくわからないのだ。だから、ずんだを食べながら考えることにしたのだ。ずんだ餅は美味しいから頭も良くなるのだ！
ふむ…。貝殻島は日本の領土なのだ。だから、勝手に他国の旗を立てちゃダメなのだ。それは分かるのだ。でもね、相手は何を考えているのか全然わからないのだ。もしかしたら、友達になりたいのかもしれないのだ。だって、ずんだもんは仲間は大事にするのだ。
そう思ったボクは、ずんだ餅を食べ終わった後、ずんだアローを構えてみたのだ。ずんだアローはずんだの力を借りて、遠くまで見渡せるのだ。貝殻島灯台がある場所まで飛ばしてみることにしたのだ。
飛ぶ前にイタコ姉さまやきりたんに報告したら、二人共心配そうな顔をしていたのだ。でも、ずんだもんは勇気を出して飛び立ったのだ！　風を切って空を舞う感じが好きなのだ。高いところから地上を見下ろすと、小さな家や車が豆粒みたいに見えるのだ。
貝殻島灯台が近付いてくると、旗が見えたのだ。本当にロシア国旗みたいなのだ…。ずんだもんは急降下して、旗を手に取ってみたのだ。ふわりと羽毛のように優しく受け止められたのだ。
そして、ずんだもんは考えたのだ。どうしようかな？　持ち主が分からない以上、警察に届けるべきなのだろうか？　でもね、相手が返してほしいって言ったらどうするのだ？　戦争になっちゃうのだ？　ボクは平和が大好きなのだ。ずんだ餅を食べながら仲良く過ごせる世界が一番なのだ。
結局、ずんだもんは旗をイタコ姉さまに渡したのだ。「こんなのがあったのだ」って報告すると、お姉ちゃんは真面目な顔で受け取ってくれたのだ。ずんだもんは心配事がひとつ減って安心したのだ。
夜になって、ずん子お姉ちゃんが言ってたの