ずんだもん Lab - ニュース速報α -

ずんだもんの日記

今日は朝からショッキングなニュースが飛び込んできたのだ。北海道で小学３年生の女の子がトラックにはねられて大ケガをしたって…ボクは心配で心配で仕方ないのだ。交通安全って本当に大切なのだ。ボク達みたいな妖精や神様じゃ人間さんを守る力はほとんど無いけど、それでも何か出来ることがあるかも知れないのだ！　ボクは東北家のリビングで新聞を読んでいたイタコ姉さまに相談したのだ。
「お姉様、どうにかして助けられないのだ？」
「ずんだもん、残念だけど私たちには直接手伝えることは少ないわね。でも、せめて祈ろう。被害者の女の子の回復を…」
「分かったのだ！　ボクも一緒に祈るのだ！」
ボクはイタコ姉さまと一緒に、ずんだ餅を作りながら女の子の回復を祈ったのだ。ずんだ餅を食べる度に、甘く優しい味が身体に染み渡ってきて、不思議と温かい気持ちになったのだ。きっと女の子も早く元気になって欲しいのだ。
その後、学校でずんだもんの大好物のずんだ餅を友達に配って、交通安全の話をしたのだ。みんなも心配していたので、一緒に手を合わせて祈ったのだ。ボクたちに出来ることは小さいけど、やらないよりはマシなのだ。
家に帰ってからもずんだアローを使って、空高く飛び上がって北海道の事故現場へ向かったのだ。ボクはずんだアローから降りて、女の子の元へ行って祈ったのだ。「どうか早く良くなりますように…」って。
夜になって東北イタコ姉さまが言ったのだ。「ずんだもん、今日はありがとね。私たちに出来ることは少ないけど、ずんだもんのおかげで勇気をもらえたわ。」って。ボクも同じ気持ちなのだ！　ボクたちに出来ることは小さいけど、諦めない限りきっと何か出来るはずなのだ！
明日もボクは頑張るのだ！　ずんだ餅作って、交通安全の話をして、空を飛んで女の子の所へ行くのだ。それがボクに出来ることなのだから…。
（文字数：980文字）