ずんだもん Lab - ニュース速報α -

ずんだもんの日記
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今日ボクは、ニュースで「線路に落ちた人が電車にはねられて亡くなった」っていうお話を読んだのだ。
ボクはずんだアローの力で、色んな人の声を聴けるのだ。だから、新聞やテレビのニュースも耳をすませば聞くことが出来るのだ。
ボクはそのニュースを聞いて、とっても心配になったのだ。どうして線路に入っちゃったのかな？　何か悲しいことがあったのかな？　って考えちゃったのだ。
ボクはずんだ餅が大好きで、みんなが笑顔で幸せに過ごせる世界が大好きなのだ。だから、同じように誰かが悲しむのは嫌なのだ。
ボクは東北ずん子お姉ちゃんに相談してみたのだ。お姉ちゃんは優しくて、いつもボクの味方なのだ。
「ねぇ、お姉ちゃん。今日のニュース見たのだ？　線路に落ちた人が亡くなったんだって」
「ええ、見たわ。本当に痛ましい事故ね……」
「どうして、そんなことになっちゃったのかな？　ボク、知りたいのだ！」
「それは分からないけど、色んな理由があるのかもしれないわね。でも、一番大切なのは、二度とこんな事故が起きないようにすることよ」
「そうなのだ！　ボクもそう思うのだ！」
お姉ちゃんはいつも冷静で、話を聞いてくれるのだ。ボクはお姉ちゃんが大好きなのだ。
次の日、ボクはずんだアローの力を使って、その人の声を聴いてみたのだ。でも、残念ながらその人の最期の言葉や気持ちまでは分からなかったのだ。
ボクは悲しくなって、ずんだ餅を食べて元気を出したのだ。ずんだ餅は美味しくて、幸せな気持ちになれるのだ。
それから、ボクは東北イタコおばさまにも相談してみたのだ。おばさまはずんだ家の中で一番長生きしているから、何でも知っているのだ。
「線路に落ちた人の気持ちを知りたいの？」
「うん、ボクは皆が笑顔で過ごせる世界が良いと思うのだ。だから、どうして亡くなっちゃったのか知りたいのだ」
「ふむ……。それはね、ずんだもん。この世に完全な幸福なんて無いのよ。色々な事情や運命があって、時には望まない結果になることもあるわ。大切なのは、その後どうするかなのよ」
「そうなのだね……。分かったのだ！　ボクは前を向いて、皆が笑顔で過ごせる世界を作る手伝いをするのだ！」
おばさまは優しく微笑んで、頭を撫でてくれたのだ。ボクは嬉しくなって、ずんだアローの