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★川勝知事が「後継打診」していた立民議員、困惑明かす　「突然言われても困る」と返答

[2024年4月3日15時50分]

立憲民主党の渡辺周衆院議員（62＝比例東海ブロック）は3日、国会内で報道陣の取材に応じ、
職業差別と受け取れる発言をしたことを受けて6月に辞職する意向を示した
静岡県の川勝平太知事（75）から、「後継指名」の打診を受けたことを明かした。

川勝氏から連絡があったのは、川勝氏が記者の取材対応で辞職を表明する前の2日夕だったとし
「直接的（な出馬要請）ではないが、今後について含みの形で言われた」という。
渡辺氏は「突然言われても困る。お答えしようがない」と返答をしたという。
その上で、実際に出馬するかどうかについては「今、国政でやるべきことが目の前にいくつかある。
目の前のことに誠心誠意まい進していくことを、今は考えている」と述べるにとどめた。

渡辺氏は静岡県沼津市出身。早大卒業後、読売新聞社や静岡県議をへて、
1996年衆院選で当時の民主党から静岡6区に出馬し初当選。民主党政権で防衛副大臣を務めた。
サッカー元日本代表の武藤嘉紀は娘婿に当たる。当選9回。

川勝氏は今月1日、新しく県庁に入庁した職員に訓示を行った際「県庁は別の言葉で言うとシンクタンク。
毎日毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたり、ものをつくったり、とかいうことと違って、
基本的にみなさま方は頭脳、知性の高い方たち。それを磨く必要がある」などと発言。
これに批判が相次ぎ、川勝氏は2日に報道陣の取材対応時、
「6月の議会をもってこの職を辞そうと思う」と述べてそのまま立ち去った。

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