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　(前略)

厚真町によりますと、３０日朝、サーフィンの名所としても知られている浜厚真
海浜公園に大量のホッキ貝が打ち上げられているのが確認されたということです。

道の漁業調整規則によりますと、この場所は、殻の大きさが７.５センチ以上のホッキ貝で
あれば素手でとるのは問題がないということで、１日は午前中も１００人以上が訪れていました。

中には箱いっぱいに貝をつめた人の姿も見られ、このうち岩見沢から訪れた５０代の男性は、
「簡単に５つも６つもとれる。いままでもホッキ貝をとったことはあるが、今回はすごい」と話していました。

一方、苫小牧保健所では、漁協を通じて流通しているものではなく、「安全性が確認
されていないため、食中毒のリスクは否定できない」として注意を呼びかけています。

ホッキ貝が打ち上げられた詳しい理由はわかっていませんが、厚真町は、
ホッキ貝の水揚げが２３年連続で全国最多の苫小牧市に隣接していて、町に
よりますと、先週の低気圧によるしけの影響などが考えられるということです。