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★自民セクシー懇親会リーク「犯人捜し」指摘され「不当な迫害あってはならない」岸田首相

[2024年3月15日17時11分]

岸田文雄首相は15日の参院予算委員会で、自民党和歌山県連主催の懇親会に露出度の高い
セクシーな衣装を着た女性ダンサーが招かれていた問題をめぐる今後の対応について
「自民党自体、党の対応が問われている。事実を確認した上で適切に対応していく」と述べた。
「極めて不適切であり、誠に遺憾。これはしっかり申し上げなければならない」とも口にした。

立憲民主党の石川大我議員の質問に答えた。

同性愛者であることを公表し、日ごろから多様性を尊重する社会の必要性を訴えている石川氏は、
懇親会を企画した川畑哲哉県議（11日に自民党を離党）が、懇親会のテーマに
「多様性」「ダイバーシティ」を挙げたことに「極めて違和感、憤りさえ覚えている。
多様性が聞いてあきれる」と批判。
その上で、和歌山県連内で、この場で動画や写真を撮影するなどした関係者への
「犯人捜し」が起きているとの情報があると言及。
「犯人捜しや（当事者への）不利益な取り扱いをしてはならないと、県連と共有してほしい」と訴えた。

これに対し、岸田首相は「（犯人捜しについて）事実関係を承知していない」とした上で
「指摘されているような事実（懇親会）があったこと自体が大きな問題だ。
それが公になったということで、不当に関係者が迫害されるようなことがあってはならない」と強調した。

「手持ちの動画や写真を削除するように指示したという報道がある」と、
「証拠隠滅」を迫るような動きが和歌山県連内にあるとも指摘された
岸田首相は「組織運動本部で関係者の聞き取りや事実の把握を行っている。
その点（削除要請）を含めて事実関係について組織運動本部で確認する」と、説明に追われた。
すでに役職を辞職した藤原崇前青年局長と中曽根康隆前青年局長代理ら国会議員への処分については
「事実を確認した上で適切に対応していく」と述べた。

日刊スポーツ　http://www.nikkansports.com