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★ 皇族確保　公明が論点整理　月内にも公表

2024/03/14 05:00

　公明党は１３日、安定的な皇位継承策を議論する「皇室典範改正検討委員会」を開き、
皇族数の安定確保に向けた論点整理を始めた。月内にも見解を公表する。

　この日は、大石眞・京都大名誉教授を招き、政府の有識者会議の報告書を基に意見交換した。
報告書は皇族数の確保策として、
〈１〉皇族女子を結婚後も皇室に残す
〈２〉旧皇族の男系男子を養子縁組で皇籍に復帰させる――の２案を示している。

　出席者からは、皇族女子が結婚後も皇室に残る場合の課題について質問が出た。
北側一雄副代表は会合後、皇室に残る場合に配偶者やその子どもが皇族の身分を
持つべきかどうかを問われ、記者団に「私見だが、皇族にならなくてもいいのではないか」と述べた。

　公明は今月下旬に予定する検討委で２案に対する考え方をまとめる。
北側氏は「今国会で与野党間の合意を得るべく努力したい」と語った。

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