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★保釈の池田佳隆衆院議員に地元・愛知から厳しい声「議員辞職すべきだ」　自民党派閥の政治資金巡る事件

2024年2月6日 18:00

　政治資金規正法違反の罪で起訴された衆議院議員の池田佳隆被告（57）が5日、保釈されました。
有権者からは「議員を辞職すべきだ」という厳しい声も上がっています。
　5日午後9時すぎ、黒色の上着にメガネとマスクを着用し、東京拘置所から出てきた衆議院議員の池田佳隆被告。

　池田被告は自民党の派閥の政治資金を巡る事件で、安倍派から約4800万円が
キックバックされたにもかかわらず、収支報告書に嘘の記載をした罪に問われています。

　東京地裁は5日、池田被告側の請求に基づき保釈を認める決定をし、検察側が申し立てた準抗告も退けました。

　保釈保証金は1500万円で、即日納付されました。

●公の場で本人から説明なし

　名古屋市天白区にある事務所は6日、シャッターが降ろされ、ホワイトボードには「しばらく閉所します」の文字が。

　これまで公の場で、いわゆるキックバックを受けていたことについて池田被告本人から説明はありません。

　こうした対応に地元の有権者は──

　「議員を辞めてもらった方がいいと思います。信頼がないと思います。
税金高いし、物価もいろいろ上がって生活も大変なのに、政治家がそういうことを
やっていいのかと、やはり不信感はあります」（地元の有権者 50代）
　「悪いことやったら、国会議員だったら、なおさら議員を辞めなければしょうがない」（地元の有権者 70代）
　「自分も自民党に票を入れていたし、池田さんにも入れていたから、じくじたる思いはある。
池田被告に代わる若い良い人が出てくるといいんだけどね」（地元の有権者 60代）
　
●「今回の件で相当厳しいイメージ」

　池田被告の"雲隠れ"については、自民党愛知県連の丹羽秀樹会長も苦言を呈しています。

　「起訴されるまで、国民の前また有権者の前、また記者会見を開かずに
そのまま逮捕・起訴されてしまったことは、非常に残念に思ってます」（自民党愛知県連 丹羽秀樹会長）

　池田被告をめぐっては自民党が1月7日、最も重い「除名」処分を決定しています。

　自民党愛知県連は2月3日、池田被告の除名で空席となった愛知3区の支部長について、
地区内の県議や市議らで今後の対応を協議しました。

　「愛知3区が今回の件で相当厳しいイメージ。また自民党に対する批判を受けておりますので、
しっかりと地道な活動ができる候補者を選んでほしいという話がございました」（自民党愛知県連 丹羽秀樹会長）

　愛知3区の候補者については今後、話し合って決めていくとしています。

（2月6日15：40〜放送 メ〜テレ『ドデスカ！＋』より）　http://www.nagoyatv.com

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