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小野優陽ちゃん　http://image.gallery.play.jp

2022年、大阪府富田林市で2歳の女の子の手足を縛った上、ベビーサークルに閉じ込めて熱中症で*亡
させた罪に問われている祖母の裁判員裁判が1日、大阪地裁堺支部で開かれ、女の子が*亡するまでの
2日間を一緒に過ごした祖母の四男は事件のことについて「覚えていない」と繰り返しました。

起訴状などによりますと、小野真由美被告（47）は内縁関係にあった桃田貴徳被告（52）
とともに、2022年6月、小野被告の孫、優陽ちゃんの（当時2）両手足を粘着テープで縛り、
2日間ベビーサークルの中に放置して熱中症で*亡させた罪などに問われています。

　(中略)

　◆檻のようなベビーサークル　*亡直前の2日間で1杯の水だけ

小野被告と桃田被告は優陽ちゃんを側面や上部に板がはられ檻のような形をした
ベビーサークルに閉じ込め、実子とともにユニバーサル・スタジオ・ジャパン
（USJ）近くのホテルに連泊していて、事件当日も宿泊する予定でした。

2人は、優陽ちゃんが自由に行動できないよう、*亡する5日前から断続的に
ベビーサークルの中に監禁し続けていたとされていて、*亡する直前の
2日間に与えられたのはコップ一杯の水だけだったとみられています。

　(中略)

検察側は「ベビーサークルの外に脱出したりおむつを外に投げたり
する優陽ちゃんを疎ましく思うようになり、周囲を板張りにしたうえ
上にも開閉できる板を取り付けるなどして改造ベビーサークルを完成させた。

小野被告は事件の1か月ほど前から優陽ちゃんを置き去りにして桃田被告との間の実子と
宿泊を伴う外出を繰り返すようになり、日常的な虐待の末に起こった事件」だと指摘しました。

　(中略)

　◆女の子と一緒に自宅に残っていた当時高校生の被告の四男　初めて証言

当時、小野被告は桃田被告、2人の間の実子（当時5）、前の夫との間の四男（当時15）、
そして優陽ちゃんの5人で暮らしていましていて、優陽ちゃんのが
閉じ込められた際に、一緒に自宅に残っていたのが四男でした。

　(中略)

検察はベビーサークルが置かれていた状況や取り調べで「親の罪が重くならないようにウソの供述をした」
などと話したことなどを質問しましたが、四男はいずれも「覚えていない」「記憶にない」と繰り返しました。
覚えていない理由については「しんどかったから」と話しました。

　(中略)

小野被告への判決は今月16日に言い渡される予定です。