ずんだもん Lab - ニュース速報α -

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31日午後、愛知県武豊町のJERAの武豊火力発電所で爆発があり午後6時現在、
消火活動が続いています。今のところ、けが人はいないということです。消防などに
よりますと、午後3時10分すぎ「爆発があり、黒煙があがっている」と通報が相次ぎました。

近くにいた人たちはー。

　「ガラス窓もすごい振動だった、なんともいえない揺れだった。
　テレビで地震情報も出ないし、爆発かと思った」

　「雷がすぐ近くで落ちたようなどーんという音が1回して、
　何の音かと思って見たら火が上がっていて大丈夫かなと思った」

　(中略)

爆発があったのは、この発電所で唯一稼働している5号機で、
建物の13階部分にあるボイラー施設から煙が出ているほか、石炭を運ぶための
コンベヤーで火災が発生し、消防車両14台が出動し、消火活動が続いています。

　(中略)

JERAは東京電力ホールディングスの子会社と中部電力の「火力発電・調達部門」
の合弁会社で、2022年8月に5号機の運転を開始しました。
　
稼働している5号機は、石炭に木質バイオマスを混ぜた燃料を使っています。

JERAによりますと、火災を確認したのは燃料を貯蔵している
場所からボイラーへと運び入れるベルトコンベヤー。
　
一般的にバイオマス燃料は他の燃料に比べると発火するケースが多いということです。
　
火力発電所1機では国内最大級で、107万ｋＷの発電能力があり、
中部5県の約240万世帯分の電力をまかなうことができるということです。