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http://marixline.com　クイーンコーラルクロス

鹿児島と沖縄を結ぶフェリー「クイーンコーラルクロス」（７９１４トン）が８日にエンジン
トラブルで和泊港（鹿児島県和泊町）の消波ブロックに衝突した事故で、奄美海上保安部は９日、
同港に接岸中の船体を調査し、船首部分に長さ約６０センチ、幅１０センチの亀裂を確認した。

エンジン復旧のめどは立っておらず、１０日発の同船は欠航する。

運航するマリックスライン（鹿児島市）によると、船内に泊まった
乗客１３７人は別会社の船便と飛行機に乗り換えて目的地に移動した。
エンジンが復旧した後、鹿児島運輸支局の船舶検査を受けて運航再開する予定。

今後の運航は未定としている。

フェリーは那覇港発鹿児島新港行き。
８日午後２時２０分ごろ、和泊港に着岸するため後進に切り替えた際、
エンジンが停止して船体が止まれず、前方の消波ブロックにぶつかったと
みられる。乗員乗客２８８人にけがはなく、油の流出もなかった。