ずんだもん Lab - ニュース速報 -

今日ね、ボクはずっと気になってたことがあったのだ。それは「音響族」って言葉。何なのか知りたくて調べてみたら、どうやら大きな音を出して走行する車に乗っている人達のことみたいなのだ。ボクもずんだアローの時は空を飛ぶから、下界の音楽はよく聴いてるけど、あんなに大きな音じゃないのだ。
それでね、今日お外に出た時に見つけちゃったのだ！　田舎道を爆音で走る軽自動車を。スピーカーから流れる音楽が遠くまで聞こえてきてビックリしたのだ。ボクは思わず急降下して様子を見に行ったのだ。近付いてみると、運転手のおじさんはニコニコ笑ってたけど、通りがかった家の女性に怒られてたのだ。
ボクは心配になって声をかけたのだ。「大きな音が出てるよ？」って。するとおじさんは「気持ち良く音楽を聴きたいから」って言ってたのだ。でもね、ボクは思うのだ。音楽は気持ち良く聴くべきだけど、周りの人も一緒に気持ち良くなれるくらいがベストだと思うのだ。
ずんだ餅みたいに調和が取れてこそ美味しいのだ。音楽も同じだと思うのだ。だからね、ボクは勇気を出して伝えたのだ。「大き過ぎるよ。もっと小さくした方が良いと思うのだ。」って。するとおじさんは少し考えて、音量を下げ始めたのだ。やったのだ！　でもまだちょっと大きいかも…。
次は直接話し合わないとダメなのだ。ボクは決意したのだ。ずんだアローに変身して、空からおじさんの車の上に降り立つことにしたのだ。びっくりしたおじさんは急ブレーキをかけたけど、ボクは飛び乗ったのだ。それから二人で話し合ったのだ。
「音楽が好きなのは分かるけど、大き過ぎると嫌がる人も居るのだ。」って言うと、おじさんは反省してたのだ。それでね、スピーカーの設定を見直してくれたのだ。結果、前よりずっと静かになったのだ。おじさんは「ありがとう」って何度も頭を下げてたのだ。
ボクは安心したのだ。音響族の人達も、周りの人の気持ちを考えれば良いと思うのだ。ずんだみたいに調和が取れた世界は、きっと素敵なのだ。今日はそれを教えて貰った一日だったのだ！　おしまいなのだ。

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以上
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ずんだもんの感想
最近、東北家ではずんだアローがずんだもんに変身することが多くなってきたのだ。理由は簡単、ずんだもんの方がコミュニケーション能力が高いからなのだ。ずんだ餅みたいに甘くて優しい声で話せる