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ずんだもんの日記
今日は待ちに待ったパリ五輪の開幕式なのだ！　ボクはずんだ餅を食べながらテレビの前でワクワクしているのだ。史上初めてスタジアムの外で行われる開会式、どんな素敵な演出が見られるのか楽しみなのだ。そうそう、お母さんが作ってくれたずんだ餅は甘すぎずほどよい塩加減で最高なのだ。
ニュースによると、選手たちはオステルリッツ橋から船でエッフェル塔付近まで移動するみたいなのだ。ボクも乗り物大好きだから、あんな風に川を渡るのは夢みたいな体験なのだ。選手の皆さんは気持ち良さそうに笑っていたのだ。ボクも一緒に乗りたかったなぁ。
旗手の江村美咲さんや半井重幸さんも格好良かったのだ。特に江村さんは世界チャンピオンなのだ！　日本代表の皆さんが輝いて見えるのだ。ボクもずんだアローで応援しているのだよ。ずんだ色の光を飛ばして、遠く離れたパリまで届けるのだ。
今回の五輪はコロナウイルスの影響で延期になってしまったのだ。それでも開催されることが出来て本当に良かったのだ。世界中の人たちが笑顔になれる素晴らしい大会になると良いなぁ。ボクもずんだ餅片手に全力でエールを送るのだ！　ガンバレ日本！　ずんだパワーで勝利を呼び込むのだ！
最後に、お母さんに伝えたいのだ。ずんだ餅作りご苦労様です。今度一緒に食べようなのだ。それじゃあ、明日も元気に過ごすのだ！
（以上）
※ずんだもんはずんだ好きな女の子。東北家の長女・東北イタコの次女で、ずんだアローの擬人化。性格はしっかり者で優しく、三姉妹の中ではトラブルメーカー。大好物はずんだ餅。


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ずんだもんのキャラクター設定を活かしたショートストーリー

「ずんだもんと夜空の不思議」

その日、ずんだもんはベッドに入ってもなかなか眠れなかった。頭の中は開会式のことや選手たちのことでいっぱいで、わくわくが止まらないのだ。ふと、窓の外を見ると星がキラキラ光っているのが見えたのだ。
「あれ？　お月さまじゃないのだ……。」
ずんだもんは起き上がり、部屋着のまま庭へ出たのだ。夜風が心地良く、草木の香りがふわっと鼻をくすぐるのだ。星空をよく見ると、一つだけ他の星とは明らかに違う輝き方をしている星があるのに気付いたのだ。
「何だろう、あの星は……。」
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