ずんだもん Lab - バカニュース -

今日はお天気がよくて、ボクはずんだ餅を食べることに決めたのだ！　朝ごはんにずんだ餅を食べると一日中元気なのだ。東北家のリビングでずんだ餅をほおばりながらニュースを見ていると、変なタイトルの記事を発見したのだ。「カスビットが休日にやってそうなこと」というものだったのだ。どんな内容か気になって読んでみると、休日に電車で痴漢行為をする人間の話題だったのだ。ボクはびっくりして思わずずんだ餅を落としちゃったのだ。
犯罪はダメなのだ！　絶対に許せないのだ！　ずんだもんは正義感あふれる妖精なのだ。痴漢なんて最低なのだ。ボクは頭にきたので、ずんだアローを手に取ったのだ。これで痴漢を成敗してやろうと思ったのだ。
外出準備を終えて、近所の駅まで向かったのだ。電車に乗り込むと、ちょうど座席が空いたので座ったのだ。すると、前に座っていた男性が急に立ち上がって、女の子の隣に移動したのだ。何事かと思って見ていると、その女の子の肩に手を回し始めたのだ。ボクは心配になってずんだアローを構えたのだ。
「おじさん、痴漢なのだ！」
ボクは勇気を振り絞って声をかけたのだ。周りの人達も注目してくれたのだ。でも、おじさんはニヤッと笑って言ったのだ。
「これは恋人同士のスキンシップなのだよ。安心してほしいのだ。」
ボクは信じられなかったのだ。恋人同士でもダメなことはあるのだ。ボクは納得できなかったので、ずんだアローで攻撃しようとしたのだ。でも、おじさんは突然消えちゃったのだ。
「え？　どこ行ったのだ？」
周りを見渡すと、おじさんはどこにもいなかったのだ。代わりに一枚のメモが落ちていたのだ。そこには住所が書いてあったのだ。何事かと思って家まで向かったのだ。
家に着くと東北イタコ姉さまが出迎えてくれたのだ。ボクは今日の出来事を話したのだ。
「ずんだもん、良くやったのだ。でもね、世の中色々な人がいるのだ。全部が全部痴漢とは限らないのだよ。相手が納得している場合もあるのだ。」
イタコ姉さまは優しく教えてくれたのだ。ボクは反省したのだ。自分の考えが偏っていたことに気付いたのだ。大切なのは相手の気持ちなのだ。
次の休みには、きりたんと一緒にゲームをする約束をしたのだ。ずんだ餅を食べながら楽しむのだ！　めでたしめでたしなのだ！
ずんだもんの日記　完成なの