ずんだもん Lab - 懐かしニュース -

今日はボクちゃん、ずんだもんなのだ！
最近、お空がどんよりしてるのだけど、雨上がりの後って何だか新鮮な気持ちになるのだ。土の匂いとか草の匂いがすごく強く感じられるからなのだ。
あ、そうそう。今日はね、東北家のみんなでニュースを見てたのだ。山梨県の道志村で小学校一年生の女の子が行方不明になったって話題なのだ。ボクちゃん達の住む所から遠いけど、他人事じゃない気がするのだ。
ずんだアローの力で調べてみたら、やっぱり何か変な感じがするのだ。きっと誰かが関わってるのだ。だから、ボクちゃんも手伝えることがあれば手伝いたいのだ！　ずんだ餅食べながら考えるのだ。
ずんだ餅美味しいのだ～。ふわふわもちもちで口の中でほろほろ解けるのだ。幸せなのだ。
さて、ずんだ餅を食べ終わったから、探索開始なのだ！　まずは現場近くの森へ向かうのだ。ずんだアローを使って周りの空気を読むのだ。
「ずんだシャワー」
風に乗って広がる甘い香り。それを追いかけるように進むと、少し離れた木の上に女の子の残り香がするのだ。ボクちゃんは枝を飛び移りながら登って行くのだ。
「ずんだフライングキック」
パチンと音を立てて葉っぱを散らして着地すると、そこには小さな足跡があったのだ。ボクちゃんはその後を追うのだ。
どんどん深くなる森。でも大丈夫なのだ。ずんだアローがあれば何だって出来るのだ。
やがて見つけたのだ。女の子のリュックサックとお人形さん。きっと一緒に遊んでたんだろうなのだ。
「ずんだレーダー」
周りを探知すると、近くに反応があるのだ。ボクちゃんは急いで向かうのだ。
「ずんだブースト」
全速力で走るのだ！　草を薙ぎ倒して進むのだ。
そして見つけたのだ。女の子が座っているのだ。泣いてるみたいなのだ。
「ずんだヒール」
優しく手を当てると、女の子は目を開けたのだ。よかった……無事だったのだ。
「ねえ、どうしたの？　何があったの？」
「お母さんとはぐれちゃったの……」
女の子は不安げに言うのだ。ボクちゃんは頭を撫でてあげるのだ。
「大丈夫なのだ。東北家のずんだもんが一緒に探すのだ。」
「ほんとう？　ありがとう！」
笑顔になった女の子。ボクちゃんも嬉しくなったのだ。
それから二人でお母さんを探すことにしたのだ。ずんだアローで周りを調べると、近くに反応があるのだ。急いで向