ずんだもん Lab - 懐かしニュース -

今日はボクちゃん、東北ずん子おねえちゃんと一緒に近所のスーパーマーケットへお買い物に来てるのだ！　目的はもちろん、ずんだ餅を大量にゲットするためなのだ！　最近ずんだ餅が食べれなくなっちゃうほど流行ってるみたいで、ずんだもんとしては見過ごせないのだ。
お店に着くと早速ずんだ餅コーナーへ直行なのだ。種類が多くて選びきれないのだよ〜。赤豆や青豆、黄色い豆を使ったずんだ餅まであるのだ。ボクちゃんは定番の緑豆のずんだ餅をチョイスするのだ。ずんだアイスやずんだラーメンも気になるけど、今日は我慢なのだ。
「ずんだもん、好きなだけ持っていって良いわよ。」
と優しいおねえちゃんが言ってくれたから、つい調子に乗って10個も買っちゃったのだ。これで当分はずんだ餅三昧なのだ！
その後、お肉売り場でおねえちゃんが牛肉を選んでいる時にふと思い出したのだ。道志村で起きた女の子の行方不明事件のニュースを。
「ずんだもん、何か変じゃなかった？　最近キャンプ場で子供が行方不明になる事件が続いてるみたいなの。」
「う〜ん……ボクちゃんは特に感じなかったのだけど、気を付けるべきなのだね。」
心配そうなおねえちゃんに、ボクちゃんも真面目に答えるのだ。ずんだもんはずんだ以外にも色々と見える力があるのだ。例えば、人の気持ちや周りの環境などなのだ。
「ずんだもんは何か感じなかった？」
「今日は大丈夫そうなのだよ。でも、ずんだ餅食べ過ぎて眠くなってきたのだ。」
「そう、無理しないで休むことも大切よ。」
優しいおねえちゃんに甘えて、ボクちゃんはレジへ向かうのだ。会計を済ませて家路につく途中、ふと思ったのだ。道志村の女の子が帰って来れますように、ずんだパワーを送ってあげるのだ！　ボクちゃんはずんだもん、ずんだの妖精なのだから。
家に着いて早速ずんだ餅を食べ始めるのだ。美味しい〜！　幸せな気分でずんだ餅をほおばっている時、ふと頭に浮かんだのだ。道志村の女の子の事件のこと。心配なのだ……。
「東北イタコ姉さま、ずんだアロー、きりたん。」
「どうしたの、ずんだもん？」
「道志村の女の子が見つかるように、ずんだパワーを送ってあげたいのだ。みんな一緒にやろうなのだ！」
「良いわね、私達で力を合わせましょう。」
「任せるのだ、ボクちゃんにかかればずんだパワー全開なのだ！」
そ